成田空港に近い所にある
三里塚御料牧場資料館。
現在、御料牧場は那須にあるが、
その昔は、三里塚にあった。
成田空港建設と共に移動となった。
ここには、昭和天皇に関する貴重な
資料が沢山展示されている。
残念ながら館内は撮影が禁止の為、館内の様子を紹介できないが、
実際に行って見ると係りの方が親切に館内の展示について説明してくれる。
昭和天皇と皇后陛下が利用した飛行機の機内を再現したセットや
馬車、制服、古墳など御料牧場の資料が展示されております。
敷地内には、皇后陛下と皇太子を
守る為に作られた壕がある。
数年前に綺麗に整備され一般公開
されております。※見学無料
太平洋戦争が始まる数年前より
この壕は計画され建設が始まった。
壕は当時の最高技術を取り入れて
頑丈に作られた。通常の倍の厚さで完成した。
当時、皇后陛下と皇太子の疎開先は
千葉県にある三里塚御料牧場の予定だったのだが、
太平洋戦争が激化すると疎開先は那須となり、
戦時中ここが疎開先となることは無く壕は使われなかったとある。
戦後、この壕は長年にわたって放置されていたが、
御料牧場資料館として生まれ変わることで再び整備され公開が始まった。
長い階段を下るとそこに皇后陛下と皇太子を守る為の主室がある
銀行の金庫並みに分厚い扉に驚かされる。壁も非常に分厚い
壁は綺麗に補修されているが、扉は錆が酷く時代を感じられる。
壕の中は、ひんやりしていた。写真2は、爆風を逃がす為の穴
写真3は出口の階段である。写真4は上から見た様子。