大多喜特攻兵器桜花発進基地跡地へ行ってきました。
数年前まで場所が明かされておらず、
ネット上で情報得た人々の不法侵入が絶えず地元では問題になっていたようですが、
最近いすみ市が縦看板を設置し広く存在をアピールしているようです。
その為、一般の人でも現場を見学できるようになりました。
道は整備され約60メートル奥へ進むと大きな壕が見えます。
桜花といえば、大型の輸送機から発射するタイプが主流でしたが、
陸から発射するタイプが後に開発され、急いで各地に発射基地が作られました。
大多喜桜花発射基地は、建設中に終戦を迎えてしまった為、
ここに桜花が運ばれることはなかったそうです。
作られた壕は広く推測ですが、
多分この中にカタパルトが設置されて壕の中からジェット噴射して
発射させる計画だったと思われます。正に壕は海の方向に向けて作られてました。
この林の向こうには勝浦漁港がある。桜花を高く打ち上げて
太平洋に現れる米艦隊に狙いを定めて攻撃をする作戦だったと思われる。