勝浦市・守谷海岸震洋基地跡地

勝浦市にある軍事施設跡地。

数年前までトンネルには柵が無く

不法侵入が繰り返された。

その結果、現在は立ち入り禁止。

厳しく管理されている。

過去にここを訪問した人達の情報が

ネット上に多く存在してます。

トンネルの先には、弾薬庫や司令部があったある。

山の裏手には、特攻兵器震洋の発射基地があった。

震洋とは木造のモーターボートに大量の爆薬を搭載した特攻兵器である。

連合艦隊が壊滅し本土では連日B-29の空襲が続いていた。

いよいよ本土決戦だと大本営や軍令部では勝利の為の作戦が考えられていた。

空からは、神風特攻隊・桜花・そして海からは回天と震洋

米艦隊が現れそうな海域に基地の建設が急がれた。

この守谷基地からは、特攻に出撃又は実戦で使われた記録は無いようだが

基地の規模から推測するとかなり力を入れていたことがわかる。

震洋は、沖縄特攻に出撃した記録がある。

だが、震洋は欠陥が多く訓練中に火薬がエンジンの熱で引火し

大爆発を起こして多くの若者が事故で亡くなった記録もある。

 

震洋の整備や爆薬を搭載する為に作られた格納庫の跡地

今は穏やかな海が広がっているが、かつて多くの若者がここで訓練をしていた